冷気のトンネルを抜けるにはまだ少しかかりそうな冬の終盤。時折目にする赤、白、ピンクの存在感ある花弁、椿。日本のほぼ全域で見られるらしい。種類も豊富で、あなたの街の椿は一色では言い表せないかも★椿といえば資生堂、資生堂といえば椿、と言ってもよいほどに馴染みのあるブランドが売却されるという。欧州系の投資ファンドが約1600億円を準備したのだそうだ。CMで舞った贅沢な女優陣までまとめて海を渡ってしまうような寂しさを感じる★静岡県掛川市にある資生堂企業資料館には同社が日々の事業活動で生み出した多様な資料が保存されている。対外的な展示のみならず、社内使いを主眼においた企業アーカイブズのモデルとして知られる★合併や買収、売却に伴う多様な歴史の筋道を資源として活用する欧米企業に対して、日本では古い筋道に盛土し、真新しい旗だけを立てる傾向が否めない。赤い椿の花言葉は「謙虚な美徳」。日本らしさの行く末を見守りたい。
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