変わり目の思惑

米国の新大統領にバイデン氏が就任した。史上最高齢らしい。「新」大統領とはいえ、あまり新味はなく、オバマ、トランプほどの話題性もない他国のリーダー。それでも米国が動けば世界が動くか★さて、此岸では既に次が囁かれ始める中、河野行革担当相が「ワクチン担当大臣」就任へ。以前取材したことがある。気さくでよく話す、記者にはありがたいタイプ。人気のある政治家ランキングでも常連のようだ。難題に挑むその先で、現政権と本人の思惑が交差するか否かはお楽しみ★そうそう、「バイデン」と言えば、ここ最近の寒波で電力需給がひっ迫し、電力会社が鉄鋼メーカーに売電を要請しているらしい。2035年にはガソリン車廃止とも言われ、電気のあり方にますます注目が集まる★そういえば、河野さんの脱原発はどこに行ったのだろう、などと意地悪く思い出すことはほどほどに、経営者であれば変化はチャンスと捉えるか。バイデノミクスには期待のち警戒の空模様。