宇宙へ

小学生の頃,家の2階の窓から,南の夜空を眺めるのが好きだった。100m先には,交通量の多いバイパス道路が東西方向にあり,夜でも割と明るかったはずなのだが,星がよく見えた。実際の夜空を見ながら,自分で作った厚紙の星座版がお気に入りだった★日本の実業家,民間人が,初めて宇宙旅行に飛び立ったことが話題になった。宇宙に憧れる実業家は少なくない。先立つものを準備できる力がなければ,憧れは淡いまま。今のところは★件の実業家曰く「普通に気楽な気持ちで来て,長い間滞在するというのは,身体にとっても精神的な面でも,まだまだ厳しい」らしい。そう,先立つものがあったとしても,丈夫な心身がないと楽しめないのが,宇宙空間なのだろう。そう,今のところ★自分が生きている間に,もっと手軽に宇宙旅行が楽しめるようになるのだろうか。お金と強靭な心身への負け惜しみ半分,異次元への畏敬が半分で,淡いままの憧れも大事にしておくとしよう。